蜂と自然と人にやさしい、滝不動の生はちみつ
滝不動の生はちみつは、ミツバチの健康を第一に、自然そのままのはちみつをという思いから、蜂と自然と人にやさしい持続可能な養蜂を目指しています。養蜂はいろいろなやり方があって、何が正解ということはありません。これが私のスタイルということでご理解いただければ幸いです。
「農薬不使用」だから環境と健康にやさしい
巣箱を密集させて、過密状態でミツバチを飼うと、どうしても病気にかかりやすくなります。それを防ぐために抗生物質を使う場合もありますが、ミツバチの健康を第一に考え、薬を使わず巣箱の間隔を広く高くとって、自然環境にできるだけ近づけるようにしています。
ミツバチに寄生するダニに、世界中の養蜂家が大きな被害を受けています。駆除するためにフルバリネートなどの農薬、シュウ酸などの有機酸が使われていますが、薬剤に耐性を持つダニの出現や、多剤併用や長期連用によるはちみつへの残留が心配されています。滝不動の生はちみつは、このような農薬や有機酸を一切使わずに、手間ひまかけてミツバチを育てています。
また、ミツバチは半径2~5㎞移動して蜜を集めると言われています。移動範囲に農薬や除草剤の影響がないか、圃場ごとに残留農薬の検査をして安全性を確かめています。
「非加熱・無添加」で自然の栄養を存分に
はちみつの栄養をあますことなくいただくには、加熱しないほうが良いということが知られるようになってきました。はちみつに少量含まれる酵素が熱に弱く、壊れてしまうためです。加熱する温度によっては、香りや風味も変わってしまいます。
また、国産はちみつではまずないと思いますが、生産量を増やすためにはちみつに水あめを添加することもあると聞いています。そこまではしなくても、えさの少ない時期に砂糖水の餌やりをすることはよくあります。その場合、砂糖水がはちみつに含まれてしまうのを防ぎきれません。ミツバチが自分たちのご飯として採ってきたはちみつを残してあげればすむ話なので、採蜜量を調整して、多くとりすぎないようにしています。
滝不動の生はちみつは、自然の恵みそのまま、非加熱・無添加、砂糖水の給餌もすることなく、ミツバチが花から集めたはちみつに手を加えることなくお届けします。そのため、時間がたつと結晶化してしまうことがあります。結晶化しても湯せんで溶かせますが、そうなる前にお召し上がりください。
いま採れた、新鮮なはちみつだけ
はちみつは長期保存できる、腐らない、ということに目にいきがちですが、はちみつの原料は花の蜜です。花の命は短く、きれいでいい匂いなのは一瞬、数日でしおれてしまいます。はちみつも花からできていることを考えると、花由来の華やかな香りがして、繊細で深い風味がするのは、できたてのはちみつではないでしょうか。
花の種類や糖度で風味は変わりますが、どんな種類のはちみつであっても、やっぱりその時期、その場所で採れたフレッシュなはちみつに代わるものはありません。滝不動の生はちみつは、いちばん最近採れた、新鮮なはちみつを1種類だけ提供します。ぜひお早目に召し上がってください。
滝不動の生はちみつは、すべてにやさしいはちみつです
2024年に採れた春蜜、夏蜜(珍しく夏に採蜜できました)、秋蜜は、新鮮なうちにすべてお渡しすることができました。2025年の春蜜を希望される方は、下のお問い合わせフォームから連絡をお願いします。
「滝不動」の名前の由来
埼玉県のほぼ真ん中に位置する坂戸市に、お不動さんの石仏が祀られている「滝不動」と呼ばれている小さなお堂があります。そのすぐそばで養蜂をしているので、その名前をお借りして、「滝不動の生はちみつ」と名付けました。はちみつが取れたらお不動さまにはちみつのお供えをするのがマイルールです。
自然豊かな場所で、キジやイノシシも見かけます。近くを高麗川が流れ、滝不動では清水がいつも湧き出ていて、ミツバチも水を飲みによく来ています。
お問い合わせ
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